催眠母NTR ～お前の母ちゃんチョロかったわ（笑）～【作品ネタバレ】

理不尽なイジメに悩んでいた。
これ以上、生きることに理由を見いだせず、僕は自殺を考えた。

この歳まで僕を、女手一つで育ててくれた母さん。親不孝な息子でごめんなさい。
心の中で謝罪して、僕は屋上から飛び降りた。でも結局、僕は骨折だけで助かってしまった。

「どうして相談してくれなかったの！！」

病院に駆け付けた母さんは僕を見るなり声を荒げた。でもすぐに目から涙を溢れさせて、

「気づいてやれなくて・・・ごめんね・・・ごめんね、優太」

僕をぎゅっと抱きしめて、何度も何度も謝った。そんな母を見て僕は自分を恥じた。
僕はもう、自殺をしない。母さんを二度と悲しませない。
退院して復学したら、全ての元凶であるアイツと正面から戦うことを心に誓った。

そして時間が経ち、退院も近くなった頃・・・

別にいいと言っても、毎日欠かさず見舞いに来ていた母さんが今日は来なかった。
その翌日も・・・母さんは顔を見せず、メッセージも既読にならなかった。

それから1日経って、ようやく母さんが見舞いに来た。
何をしていたのかと尋ねる僕に、母さんはスマホで動画を見せる。

そこに映っていたのは、いじめっ子に催眠アプリを使われ、弄ばれる母さんの痴態だった。